2014/12/27

BEST of 2014


BEST of 2014



昨日、無事に歳も取りまして、いよいよ2014年の終わりを実感し始めています。

ここ数年、1年の締め括りとして映画関連のベストを選出・発表しているので、今年ももちろんやります。
特に前置きしておきたいこともないので、さっさと始めましょう。





【映画ベスト10


1位 胸騒ぎの恋人
今年も順調にランクインしてまいりました、グザヴィエ・ドラン監督。
マシュマロがすごくエロいアイテムに思えてくる映画です。…今、気になった人は観てみよう。
ドラン映画はあれもこれもと印象的なシーンの連続なのですが、クライマックスのドランのリアクション(0:39~)は特別最高だと思います。今年のベストシーンです。

2位 プールサイドデイズ
シネマカリテのカリコレにて鑑賞。その後、公開は決まらないわ、ソフト発売のアナウンスも無いわ、大傑作が埋もれてしまっている現状にもう半年もやきもきしています。FOXふざけるな。
2位、としてしまいましたが、事実同率1位の大好きな作品です。
前述したとおり、カリテにて2回のみの上映だったのですが、こうして出逢えたことに感謝したいほどです。
ダンカン少年の鬱屈した表情やヒリヒリした痛みがこれでもかというくらいに伝わってくるんです、海やプールの冷たさと太陽の熱さのようにあまりにもたくさんの温度を経験した103分の成長記に胸の震えが止まりませんでした。
そして、オーウェン。あなたはみんなの夢の人だ。

3位 嗤う分身
昨年の東京国際映画祭にて鑑賞済みだったのですが、そのときから大のお気に入りだったもので、公開決定後はいろいろとグッズにお金を使ってしまいました。
どうしてもテリー・ギリアム(大好き)の要素を感じてしまうこの世界観が嫌いなはずはなく。
トリッキーでシニカルな世界に両手を挙げて迷い込みました。

4位 グランドブダペストホテル
これまで、ウェス・アンダーソン映画ではライフアクアティックが1番好きだったのですが、それに並ぶ作品となりました。
ウェス映画はみんなそうですけど、痛さや黒さがいいバランスで面白かったです。

5位 スイートプールサイド
完全ノーマークだったんですが、ファンであるBaseBallBearの小出さん(映画好き)がツイートされていたことをきっかけに鑑賞。
結果、めっちゃ面白かったです。
青春の痛さ、ウケるんですけど!、という空気の中の鑑賞になってしまうので、笑えない私はちょいちょい心が死んでいたんですけど。でも、燃えました。
主役の須賀健太くん、いい役者になっていました。この先も楽しみです。(鑑賞日、たまたまティーチインがあったのも楽しかったです。)

6位 アバウトタイム
正直、単なるラブコメ映画なのかと思っていました。私がバカでした。これまでとこれからの自分を見つめなおしました。
ドーナル・グリーソン演じるティムは本当に素晴らしい。この親にして、この子あり。という家族を見つめられて幸せでした。
びっちゃびちゃになるまで泣きました。

7位 LEGOムービー
EVERYTHING IS AWESOME!!! これで十分。本当に。

8位 メイジーの瞳
タイトルそのままにメイジーの瞳に映る家族だったり愛だったりを一緒に探したり見つめたり。
彼女のその瞳はこちらが想像する何倍も真っ直ぐで健気で強いのです。
リンカーン、メイジーのことを頼みますよ。(幼女とイケメン!!!!!)

9位 トムアットザファーム
前3作とは趣は異なるわ、オリジナルではなく原作・戯曲があるわで新境地を拓いた中、やはり間違いなくドランのクオリティで、ドランの作品であることを見せつけられました。
グザヴィエ・ドランはどこまで行くのだろうか、同じこの時代を生きる者(1989生)としてとても楽しみです。

10位 ローンサバイバー
張り詰めたまま解けることの無い緊迫感、心臓の激しい鼓動も止まらないまま。
苦しかった、息ができませんでした。
ありきたりな言葉ですが、戦争は間違っている。
逸らされていた視線を戻してくれたとても大切な作品ですが、今後もう観たくありません。これは娯楽じゃありません。





【眼鏡ベスト

1位 ラルフ (ウォルト・ディズニーの約束/ポール・ジアマッティ)


2位 バイブル (フューリー/シャイア・ラブーフ)
3位 トム (トムアットザファーム/グザヴィエ・ドラン)
4位 コヴァックス (グランドブダペストホテル/ジェフ・ゴールドブラム)
5位 A・ギンズバーグ (キルユアダーリン/ダニエル・ラドクリフ)





【イケメンベスト

1位 オーウェン (プールサイドデイズ/サム・ロックウェル)

2位 リンカーン (メイジーの瞳/アレクサンダー・スカルスガルド)
3位 トラヴァース (ウォルト・ディズニーの約束/コリン・ファレル)
4位 ティム (アバウトタイム/ドーナル・グリーソン)
5位 シーザー (猿の惑星:新世紀/アンディ・サーキス)





【イイ女ベスト

1位 イェニファー (シンプルシモン/セシリア・フォッシュ)

2位 レイヨン (ダラスバイヤーズクラブ/ジャレッド・レト)
3位 グレイス (ショートターム/ブリー・ラーソン)
4位 リタ (オールユーニードイズキル/エミリー・ブラント)
5位 ガモーラ (ガーディアンズオブギャラクシー/ゾーイ・サルダナ)





私のベストオブ2014は以上になります。
今年、日本公開(DVDスルー含)され鑑賞した作品は115本でした。
この数年ではありますが、年々映画館へ足を運ぶ回数が増え、日々充実していると感じています。
お金のかかる趣味だとは思いますけど(笑)、ここから得る力というのは今の私には大きいので。
来年もさっそく楽しみな作品が目白押しですし、年が明けることに何ひとつ嫌なことはありません。

2014年、私と出逢ってくれた全て(大嫌いだったものも含んでやるよ、ちくしょー。)の映画へ感謝を。





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