2015/06/28

2015上半期映画ベスト


2015年上半期映画ベスト

発表します!!!






今年も半年が経過しようとしている。毎年言ってるかもしれないが、いつにも増して早い。
そんな中で鑑賞してきた新作映画61本から上半期ベスト10を選出!



第1位 マッドマックス 怒りのデス・ロード
もうマッドマックスのことしか考えられない…そんな状態が1週間続いている。
単なる余韻ではない。
これまでの人生で、味わったことのない新しい感覚に溺れているのだ。これが、噂の“MADが目覚めた”ってやつなのか。
こんな初めての映画体験はどう考えても宝物である。
主人公であるマックス・ロカタンスキーも、最も憧れる映画キャラクターとなった。
ジョージ・ミラー監督をV8ポーズで称えよ!最高だ!!!

第2位 Mommy
最もありとあらゆる感情を揺さぶられた1本。
喜怒哀楽、どんな感情でも度を超えると全て涙という形で溢れ出す…それが全て詰まっている。
我らが1989年生まれの星、グザヴィエ・ドランがまたしても傑作を創り出し、それをこうして劇場で鑑賞できるという今の時代に感謝したいほど。
人生を通して何度も観返したくなること間違いなしの大切な作品。

第3位 バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
Mommyと並び、今年1番公開を待ちわびていた作品。期待を裏切ることなく、大きな衝撃を受けた。
イニャリトゥやルベツキの手腕をはじめ、マイケル・キートンやエドワード・ノートンの全身全霊の体当たり演技に、【映画】を観た、という充実感を味わった。
主演男優賞を与えなかったアカデミー会員はくたばるがいい。

第4位 君が生きた証
最も感動した1本。
人を突き動かす力強さを魅せてくれた、ウィリアム・H・メイシーに拍手を送りたい。

第5位 セッション
あのラスト9分19秒を観ればわかるだろう、最も興奮した1本だ!
高揚のあまり、ひとり座席をガタガタと揺らしながら爆笑する羽目に。ファックユー!
ちなみに、私はアンドリューはあの後もフレッチャーの呪縛から解かれていないと思っている派。

第6位 はじまりのうた
スプリッターデートや、踊り出したら負けゲーム、グレタのファッションなど、様々な理想が詰まった1本。
とりあえず、一家に一人ラファロください。これに尽きる。

第7位 ライフ・アフター・ベス
兄がマシュー・グレイ・ギュブラー、弟がデイン・デハーン、こんな兄弟役、私の為としか思えない。私が世界で1番喜んでいる自信がある。
日本公開は望みが薄いと思っていた中、「デイン・デハーン主演最新作!」と謳い公開してくれたカリコレには感謝である。
とびっきりキュートでロマンティックなゾンビコメディ!

第8位 ネイバーズ
デルタ・サイ!デルタ・サイ!

第9位 チャッピー
チャッピーも、ニンジャも、ヨーランディも最高にクールだぜ。母性本能だだ漏れムービー。

第10位 パロアルト・ストーリー
センシティブな10代の一瞬一瞬を巧く切り取っていた。
監督ジア・コッポラと、好演していたジャック・キルマーへの今後の期待も込めて。ジャック君にどハマり中のババアより。

次点 真夜中のゆりかご



今年は上半期からまぁ~~~傑作揃いで、順位をつけるのは本当に苦労した。
これ、1~5位の順位はあってないようなものである。
1位のマッドマックスだって、IMAX3D版とMX4D版を分けてランクインさせたいほど。
今に始まったことではないが、ベクトルが全く違う作品達を比べることなんてできないのだ…今後の人生で繰り返し観たいか、余韻の引きずり方はどうだったか、など様々な点で天秤にかけてはみるのだけど。
最後の最後までMommyが1位だと思っていた。天秤にかけるだなんて、そんな失礼な…と思いながらも、すでに自分の中に存在する全感情の引き出しを開けたMommyよりも、そこには無かった新しい感覚をもたらしたマッドマックスの方が上なのでは?と、結論に至った。

下半期始まったすぐにはアベンジャーズがあり、その後も世界で大ヒット中のジュラシックワールド、12月には007やスターウォーズの新作だってある。
さあ、どうなる2015年!
本当に楽しみだ。

私は、映画に生かされている。

そんなことを特に強く感じている1年だ。
ありがとう。

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